第12章(全13章)
トラブルシューティング
アップデートのあとで許可が消えた
macOSは、アクセシビリティの許可をアプリの署名に結び付けています。アップデートのあと、システム設定のスイッチはオンに見えるのに、Lattikaには「未許可」と表示され、メニューの先頭に「アクセシビリティへのアクセスを許可…」が表示されることがあります。
- 「システム設定 › プライバシーとセキュリティ › アクセシビリティ」を開きます。
- 「Lattika」を選択し、「−」ボタンで削除します。
- 「+」をクリックし、「アプリケーション」でLattikaを選び、スイッチがオンになっていることを確認します。
- Lattikaは1秒以内に気づきます。気づかない場合は、Lattikaを終了して開き直してください。
Lattikaのコピーが2つある場合にも、同じことが起こります。たとえば、1つは「アプリケーション」に、もう1つは「ダウンロード」フォルダに残っている場合です。「アプリケーション」にあるものだけを残してください。
サイズが変わらないアプリ
Lattikaは、アプリに対してウインドウの移動とサイズ変更を依頼します。何を受け入れるかを決めるのはアプリです。
- 最小サイズ。 ほとんどのアプリは、一定のサイズより小さくなることを拒否します。ウインドウはゾーンに移動しますが、ゾーンより大きいままです。もっと大きなゾーンか、ゾーンの少ないレイアウトを使ってください。
- 固定サイズのウインドウ。 一部のユーティリティは、まったくサイズを変更できません。ウインドウはゾーンの角に移動し、サイズはそのままです。
- 自分のフレームを復元するアプリ。 一部のアプリは、ウインドウが開いた少しあと、または移動された少しあとにウインドウの位置を自分で設定し、Lattikaの配置を元に戻してしまいます。アプリが落ち着いてからもう一度スナップするか、ルールを作って「今すぐルールを適用」を使ってください。
Lattikaは、順序を変えて2回試してから、あきらめます。既知の例は、リポジトリのCOMPAT.mdにまとめてあります。
ElectronアプリとJavaアプリ
Electronで作られたアプリ(チャット、メモ、エディタのアプリの多く)とJavaで作られたアプリ(IDEなど)は、macOSへのウインドウの伝え方が少し異なります。
- Electronアプリは、2回目の試行でようやくサイズを適用することがあります。Lattikaはすでに再試行していますが、それでもウインドウのサイズが違う場合は、もう一度スナップしてください。
- Javaアプリは新しいウインドウを通知するのが遅いので、新しいウインドウの配置が行われないことがあります。ウインドウを手動でスナップするか、「今すぐルールを適用」を実行してください。
- どちらの種類のアプリも、たいていウインドウの最小サイズが大きめです。
ステージマネージャ
Lattikaはステージマネージャを認識しません。アクティブなウインドウのスナップは働きますが、ステージマネージャは独自の配置を保っているので、ウインドウを切り替えたときにウインドウを再び動かすことがあります。結果は一定しません。ステージマネージャをオフにすると、予測どおりの結果になります。
フルスクリーンのアプリと操作スペース
フルスクリーンのウインドウは移動できません。先にアプリのフルスクリーンを解除してください。
レイアウトは操作スペースではなく、ディスプレイに属します。1台のディスプレイのすべての操作スペースで、同じレイアウトが適用されます。ほかの操作スペースにあるウインドウは、「ウインドウをゾーンに復元」とワークスペースで移動できます。ウインドウは元の操作スペースにとどまります。
接続されなくなったディスプレイにレイアウトが割り当てられている
ディスプレイを指定している割り当て、ルール、ワークスペースは、そのディスプレイが取り外されているあいだも保存されたままです。ディスプレイが同じサイズで再び接続されるまでは、何もしません。
- エディタには接続されているディスプレイだけが表示されるので、古い割り当ては表示されません。害はありません。
- そのディスプレイを指しているルールは、ルールのリストに「見つからないディスプレイ」と表示されます。ルールのディスプレイを「ウインドウが表示されるディスプレイ」か、接続されているディスプレイに変更してください。
- そのディスプレイが接続された状態で保存したワークスペースでは、「接続されていないディスプレイ」と表示されます。そこにあったウインドウは飛ばされます。「現在のウインドウで更新」を使って、いまあるディスプレイでワークスペースを保存し直してください。
ショートカットが働かなくなった
ほかのアプリが同じ組み合わせを登録したか、macOSがその組み合わせを予約するようになりました。「設定 › ショートカット」で別の組み合わせを記録してください。
ログイン時にLattikaが起動しない
「設定 › 一般 › ログイン時に起動」をオンにします。オンになっているのにLattikaが起動しない場合は、「システム設定 › 一般 › ログイン項目と機能拡張」を確認し、そこでLattikaを許可してください。
データの保存場所
Lattikaが保存するものはすべて、 ~/Library/Application Support/Lattika/ にプレーンなJSONとして入っています。
| ファイル | 内容 |
|---|---|
layouts.json | レイアウト、デフォルトのレイアウト、各ディスプレイが使うレイアウト |
rules.json | ルール |
workspaces.json | ワークスペース |
memory.json | ウインドウメモリ |
ドラッグ用のキー、色、除外するアプリ、キーボードショートカットなどの設定内容は、アプリの環境設定ファイル ~/Library/Preferences/ar.com.indiesoftware.lattika.plist に入っています。試用期間の開始日とライセンスは、macOSのキーチェーンに入っています。
すべてのデータをリセットする
- Lattikaを終了します。
- フォルダ
~/Library/Application Support/Lattika/を削除します。レイアウトを残してウインドウの配置の記憶だけを消すには、memory.jsonだけを削除します。 設定もリセットするには、ターミナルを開いて次を実行します。
defaults delete ar.com.indiesoftware.lattika- Lattikaをもう一度開きます。最初から入っている6つのレイアウトで起動し、「ようこそ」ウインドウが表示されます。
試用期間の開始日とライセンスは、この操作では変わりません。Macを手放す前に、「設定 › ライセンス」でライセンスを非アクティブ化してください。
サポート用にログを集める
Lattikaはシステムログに記録を書き込みます。直近の10分間のログを取得するには、ターミナルで次を実行します。
log show --predicate 'subsystem == "ar.com.indiesoftware.lattika"' --last 10m --style compact
出力を、macOSのバージョンと問題が起きているアプリの名前と一緒に、サポートへのメッセージに添付してください。ログにはウインドウのタイトルとサイズが含まれますが、ウインドウの内容は含まれません。